• テキストサイズ

今日の空色

第1章 彼との出会い


「なー、お前知ってる?」

「何が」

「3組に喋らないっていうので噂の女子がいんの」

「ふーん」

「…興味無さそうな顔」

「分かってるだろ」

「あーあー分かってるよ。異性苦手だったよな、お前」

「…で、続きは?」

「たしか、遠野さんっていうんだけど。めっちゃかわいいんだってさ!」

「へー…。お前、前からそういうキャラだもんな」

「なんだよそれ!いーな!すれ違ったことねーもん」

「喋らないってどういうことだよ。あんま喋らないってこと?」

「誰も声聞いたことないんだってさ」

「マジか」

「お前も少しくれー興味持てよなー」

「…いくぞー」

「ちょっおい!」






「あれじゃね?3組の」

「あ、ほんとだ。かわいー」

? 誰のこといってるんだろ…

3組ってうちのクラスだよね。

今から弁当食べようと思ってるけど、教室はなんか居づらい…。

屋上って空いてるかな。というか行っていいのかな!

でも人少なそうだし!

…行こう!




/ 176ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp