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今日の空色
第16章 変わるんだ
隣を、一緒に歩いた。
いつも歩いてる道が、
違うように思えて。
ずっと無言だったけど、それでも。
来てくれたことが嬉しかったんだ。
校門まできた。
「…じゃ」
そう言って高坂君は走っていってしまった。
「なぁ、今高坂と遠野さん一緒にいなかった?」
「…気のせいじゃね?」
高坂君はまわりの視線を気にしたんだと思う。
きっと、女子といるとこみられるのが嫌なのかもしれない。
私も、人見知りだから、見られるのはちょっと嫌…かも。
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