第4章 応援と結果
サッカーを夢中でしていたらもう5時になろうとしていた。
「帰ろうか!」
泰輝が言った。
私は樹里に
「そろそろ言ったら?」
と耳元で言った。
「ぅん…。」
とても不安そうな顔をしている。
「大丈夫。ちゃんと伝えるんだよ。あ、泰輝から
見られないようにプールの方で言った方がいいよ。
私が飯田君呼んであげるから、先に行っといて!」
「ありがとう、頑張る!」
樹里は走ってプールの方へ向かった。
私は飯田君のところへ向かった。
「ちょっとプールの方、行ってみて!」
「どうして?」
「それは行ってのお楽しみ!」
ちょっと無理やりだったけど…
飯田君はプールへ向かった。