【禁恋・裏】 My♥Father!! ‐北山宏光‐
第2章 My♥Father!!
太輔達のもとに来た宏光。
『百合ちゃん、コイツが北山宏光!
どうだ!ちっちぇだろ(笑)』←
『小せぇ言うなっ!(怒)』
『......。』
『......ぁ、びっくりさせてわりぃ(苦笑)
ついこないだまでこの施設にいたんだ、よろしくな!』
『......よろしく、お願いします。』
軽くお辞儀をする百合。
『うおっ!珍しいぃ......』
『何が?』
『百合ちゃん大抵初対面の人にはよろしくなんて言わねぇんだぜ?
お前すげぇな......』
『......そうか?』
(そんなに珍しいことかよ......)
『......この施設にいたんですか?』
『ん、あぁ......ちょうど百合ちゃんと同じくらいの時にここに来たんだよ。』
『......百合と同じ?』
『うん......さっき百合ちゃんの話を聞いてね?
......俺も両親から虐待、いじめられていたんだ......』
『百合と同じ......』
『うん、俺と同じ......』
『......早速息が合っちゃった感じ?』
『太輔おにいちゃん、うるさいの......』←
『ごめんなさい......(苦笑)』
(なんか一気に俺の立場奪われたわ......あのチビに。)←
『藤ヶ谷......(苦笑)』
『......いっしょに遊ぼ?』
『いいの?』
『うん......砂遊びで、いい?』
『いいよ!』
『椿ちゃん......この人も一緒に遊んでいい?』
『うん!遊ぼ遊ぼ!宏光お兄ちゃんも遊ぼう!』
『俺も混じっていい?』
『スペースないから太輔お兄ちゃんはだめ!』←
『ひど!(泣)』
『ドンマイ藤ヶ谷(笑)
砂のお城でも作っか!』
『俺置き去り......』←
ひとりポツンと取り残された太輔。
『太輔お兄ちゃん、バスケやろー!』
そんな中ひとりの男の子はボールを持って太輔の元にやってきた。
『バスケ!?やるやる!!』←
『相変わらずのバスケ馬鹿(笑)』
『頭の中バスケで頭いっぱいなの......』
『(笑笑)』