• テキストサイズ

【ハイキュー】ギフト

第8章 人見知り同士


朝練のため、通常の登校時間より早くバレー部員は登校する。

衛輔と凪沙が学校までの道を歩いていたら、黒尾がご機嫌で後ろから走ってきた。

「おはよー、モリスケナギスケ」

「おはよー。」

「おはようございます。その呼び方、黒尾さんは気に入ってるみたいだけど全然おもしろくないし広まりませんよ。」

なにも気にしない衛輔に対して、凪沙は逐一指摘する。

「研磨もおはよー。」

黒尾の後ろで眠そうな顔をして歩いている孤爪にも衛輔はあいさつする。

「うん、おはよ……。」

あくびをかみ殺して、孤爪は小さな声で答える。

「ほら、凪沙も!研磨に、あいさつ!」

衛輔に背中をペシっと叩かれて、凪沙は俯きながら声をだす。

「あ、孤爪君、おはよう……。」

「……おはよ。」

「研磨ももちょっとおっきな声出せよー。」

「クロうるさい。」

「それだけハキハキ言うのな。」

4人は並んで学校に入って行った。

/ 188ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp