第4章 心配
ギャリー「...アタシはねアンタが心配でならないのよ」
貴方「...え、なんで?」
ギャリーは瞳孔を一度、大きく開いた後に
視線を本棚に移した。
ギャリー「だって...いっつも我慢するから」
我慢??
貴方「そんなの、した覚えはない。
私はいつだって我儘だし、我慢なんて...」
ギャリー「馬鹿ね。アタシから見たらそう思うのよ
まぁ、アンタがしてないって言うならいいけど、だけどね
_____なんでも自分だけで抱え込まないでよね」
貴方「...!
な、何よ、ギャリーの癖に、バーカバーカ//」
舌を出して、ベーッとする。
ほんのちょっとの照れ隠し