第13章 4人でここから...
メアリー「...ごめんなさい」
貴方「...ぇ?」
メアリーはその場に座って
涙を流していた。
私も、ギャリーの腕から抜け出て
向かい合い座った。
メアリー「私ッ...花占いが好き。
この薔薇が最後の1枚になった時にね
『好き』になってたの。
もちろん『好き』になるのは嬉しい...
だけど
を殺してしまうと考えたら
自分が好きになれなくなるッ!」
貴方「ッ!!」
...メアリー。
頭を撫でて、メアリーと目をあわせる。
貴方「ありがとう...
私のことを考えてくれて...
ずっと一人で寂しかったね...
一緒にここから出よう」
メアリー「ッ!!
うん!」