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Dye D? 3

第11章 死神





横山が口の端を上げて笑うと



横山「間違えて雪を連れてったか・・・・」



その言葉で大倉の表情が変わる



横山「雪が自ら行ったか・・・」



その言葉に誰もが驚いた





安田「何でやねん!何で自ら行くねん?」


安田は疑問をぶつけると





横山「雪は俺らも知ってるが

自己犠牲の女やで

お腹の子供を守ろうとしたんかもやで」




その言葉に誰もが

納得の表情を浮かべた




大倉「今回の件は

子供を狙った可能性は?」



大倉の問いかけに



横山「無いとは言えん・・・・

でも、相手の狙いが分からん」




その答えに悲しそうに俯いた




横山「とにかく、まだ情報が少なすぎる

でも敵は侵入してるから

お互いに気をつけろよ」



横山は仲間に言い放つと




村上「横、雪は?」




村上は心配そうに聞いた


その表情を横山は見つめ




横山「俺には一つだけ考えがある・・・・」



その言葉に村上は安心した顔になったが




横山「でも、それは

3日後にしか出来ん・・・」





村上「3日後・・・・」



驚きの村上の言葉に

横山は寂しそうに小さく笑い



横山「今から、色々と調べる

何かあったら報告しろ

あとゲストから目を離すなよ」




そう告げると部屋から一人去って行った





渋谷「3日後って・・・・

何があんねん?」



渋谷は不思議な顔をした




その言葉を聞いていた

大倉、丸山は寂しそうに俯いた




自分たちだけが知っている

我々の最大の弱点を胸に秘めていたのだった




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