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Dye D? 3

第40章 二人は・・・・








その様子に男たちは驚いて

ミナを見た



息が荒いミナを見て心配して

村上が声をかけた



村上「おい、どなんしたんや?」




ミヨは村上を見ると

震える声で




ミヨ「怖い夢をみたの・・・・」





その言葉に大倉が反応した





大倉「怖い夢?

どんなの・・・・」



大倉の言葉にミナは答えようとした

すると驚いた




どんな夢?

どんな?




ミナ「忘れてしまった・・・」




さっきまで覚えていたのに

綺麗に忘れてしまったのだ




ミナは布団を握りしめながら

手が震えていた

この震えは何だろうと

どうして自分は

こんなに震えているのだろか




大倉と村上は

微かに震えているミナを

黙って見つめていた





二人はミナの心を探っていたのだ

記憶を消すモノを・・・・





その時

ミナは呟いた





ミナ「記憶が繋がらない・・・・」




その言葉に大倉が

静かに声をかけながら

ミナに近寄っていった




大倉「大丈夫?」



青い顔をしているミナを気遣っていた



ミナは近づいて来た大倉を見て




ミナ「あれ私

どうしてここに?」



その言葉に村上が驚いた

そして村上もミナに近寄りながら




村上「お前、覚えてないか?」




その村上の言葉に

ミナは不思議な顔をしながら





ミナ「覚えてないって?」




その言葉を聞いた

大倉がため息を付きながら



横山が意識をなくされた時と

同じと感じたのだ



大倉「また、消されたね・・・・」



寂しそうに呟いた




ミナ自身は

何が起きているのかと二人を見ていた




村上「これって

記憶を消す敵が近くにおるんか?」




大倉は静かに首を振った



大倉「それは分からない・・・

あまりにも存在が見えないから」



大倉の返事に村上も



村上「そっか・・・」



そう大倉に言うと

ミヨを見たのだ



ミヨは二人が何を話しているのか

全く理解出来ずにいたのだ




自分に起きている出来事を

他人事のように感じていたのだった








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