• テキストサイズ

イロイロなカタチ

第33章 時間


「確かに信じてるよ


ずっと見てきた人だから


今は迷路に迷ってるだけ


手を伸ばしたらまたゴールが遠のく


だからゴールするまで道を導くのではなく


自分でゴールをさせるんだ


その時に迎えに行くんだよ」


正直、なに言っちゃってんだって思ったよ


でもニノは続けてこうも言ってた


「アタシは将来の事もちゃんと考えてる


高校生だからとか関係ない


だかた今のこの時間も必要なんだよ


別れたわけじゃない」

/ 298ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp