第6章 恋愛相談 is 末ズ
ーin松本家ー
潤くんの家の前に着き、周りに誰も居ないことを確認してからインターホンを鳴らす。
ピンポーン。
音が鳴ってからまもなく、いきなり目の前のドアが開いた。
ガチャッ。
「はーい」
「どうも」
「ニノか、入って」
「お邪魔しまーす」
「どうぞ?お邪魔して。
飲み物お茶でいい?コーヒーにする?」
「お茶で良いです。
コーヒーだと時間かかってしまうので」
押しかけておいて、そこまで迷惑をかける訳にはいきません。
「そこら辺に適当に座って?」
「あ、はい」
「ん、どうぞ。お茶」
「ありがとうございます」
「で?今日はどうしたの?」