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【HQ】バンパネラカンタービレ【R18】

第35章 Holic Date.


「ね、」
「はい?」
乱れた服をかき寄せながら二人で布団にもぐる。
行為の後は空調がついていても肌寒い。

「これからどうするの?」
どうする?
「どうもしません」
云えば先輩はため息をつく。

「何です?」
「や。らしいけど、やっぱそういうスタンスなんだなって」
そういうってどういう?

「だめですか?」
取り敢えずはぐらかしたまま話を進める。
「だめじゃないけど、んー」
言いたい事は分かっているのに云えない、ミタイナ感じ。
矢巾先輩の視線がピンボールみたいにあちらこちらへ跳ねる。




一一チラチラ揺れる照明の明かりが目に痛い。
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