第35章 Holic Date.
「矢巾先輩、下さい」
顔をつきあわせながら云う。
「じゃあ…」
矢巾先輩に云われて…私は横になっている彼の体をまたぐ。
アレ…はもうしっかり大きくなってる。
それを手で支えながら私は腰をおろす。
所謂騎乗位。
恥ずかしいけど、それよりほしくてたまらなくて、矢巾先輩に喜んでほしくて。
「あ、ぅッ」
中に入ってくる。
痛く、はないけど苦しい。
それを息をはいてのがしながらしっかり最後まで入れた。
「痛くない?」
根本まで入れて荒い息をつく私の頭をなでながら矢巾先輩。
頷く。
痛く、ない。
と、いうか。