第22章 好きで嫌い-パンジャ-

「や、いやぁっ」
足を閉じあわせて下着をおろされないようにがんばってみたけど、えいやっと足を開かされてしまい、あえなく足元に布が落ちていく。

「ひ、ひどいっ…」
絶句する私にヒソヒソクスクス何やら婿様方はざわめく。

「さ、じゃあゲームの前準備っ」
明るく及川先輩が云い、いぃいっ？！

え？
え、え、えぇ？

私ナニ、サレテルノ？

何かやわらかくて濡れてて温かい物が私の恥ずかしい部分を撫でる。

「及川さんズルイ……」
いぜんとして近くで国見くんの声が聞こえていた。

「国見ちゃんも何かしたら？鬼の居ぬ間にナンとやらだよ」
鬼って岩泉先輩の事でしょうか？！
そしてまさか、まさか、とは思いますが……このにゅるにゅる私の股を撫でているのは、まさ、か、及川先輩の、舌？！