第20章 その先のJustice.
「お前片田舎で知り合いにしか会わないからって無防備だからなっ!」
座卓が横に除けられて岩泉先輩に抱き寄せられた。
岩泉先輩のおっきな手の中でわたしのちっぱいがむにむにつぶれる。
「やらしい」
や、やらしくないです!
ハッ!
「何だ?」
前にショーパンにタイツで夜食買ってたら国見くんも来て一緒に買い物したのですが『履いてるの?』ってお尻触られた事ありました…。
「少しは警戒しろ!」
す、すいませっ。
き、気を付けますぅ。
「ぉ、お前は彼女、なんだからな…」
ひゃ、ひゃいっ!
何か照れくさくて私達は黙ってしまった。
そう。
私達はこうしてカレカノになりました。