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【HQ】バンパネラカンタービレ【R18】

第19章 レムナントナイト


「何か悪ィ…」
岩泉先輩がよしよししてくれた。

「好きでやってますから」
それは嘘じゃない。
それがただの処理だとしても、必要とされるのは嬉しいから。

あの日からそう思う事に迷いがなくなった。

笑っていつかさよなら出来るように、今を大事にしたいって思えるようになった。

私も好きですって云えるようになった。

でも…本当は違う。
血じゃない、私を見て欲しかった。

血から離れた私には何の価値もない地味子だから。

お化粧して着飾ってみたり。
しても…私は私。
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