第11章 閑話休題
家でお風呂に入りベッドの上でぐだぐだしていると携帯が何かを着信した。
一一何か嫌な予感がする。
充電器につないだそれを手繰り寄せれば何かグループチャットへの勧誘だ。
一一青葉城西排球部。
拒否したい。
けど…、可憐ちゃんのためだ。
私は承認した。
木原.
お誘いありがとうございます。
こんばんは。
取り敢えず挨拶をしてみる。
花巻.
ねぇ、他校の吸血鬼に襲われかけたってホント〜?
いきなりその話だ。
既読が増えていく。
木原.
別にちょっとお話しただけです。
岩泉.
めんどくさい川がうちで号泣なう。
渡.
Σ(゚Д゚)
矢巾.
www
松川.
全体的に静かにしてほしい。
金田一.
影山ですよね?
国見.
影山の家うぃる
次々に会話が流れて追いつかない。