第1章 丁重にお断りされていただきます。
萩尾望都の長編マンガ『ポーの一族』に出てくる不老不死の存在。
伝説上の吸血鬼とは少し異なる。人間が、一族の者から血(エネジイ)を授けられることでバンパネラに変化する。(一日程度の仮死状態の後に一族として蘇生する。外見はもとのまま。変化した時点の年齢で老化は止まる)主に人間の血/生気(エネジイ)を糧にしているが、バラの花のエネジイでもその代用になる。また、長期間眠りにつくことでエネルギーを節約することもできる。
もともと体温や脈などの生体反応はないが、意志的にそれがあるふりをすることもできる。鏡に映らないことも同様。十字架、太陽の光、聖書の言葉に弱いのも、意志の力である程度克服できる。病気にかかることもなく、重い傷でもすぐに直る。炎の中でもやけどしない。しかし、銀の弾丸による負傷、心臓部の損傷は命取りで、跡形もなく消滅する。
はてなキーワードより