• テキストサイズ

転生トリップで赤司の兄!?でもハイキュー?!

第7章 中学生




あれは、

「征?」
振り向いた征の顔は
「兄さん‥」
いまにも泣きそうで、でも我慢していた
征の表情があまりにもつらそうで。気づいたら征をだきしめていた。


「‥兄さん?…」
「征、ここには二人しかいないんだから、我慢しなくていいよ」

僕がそう言うと、征は肩を震わせて抱き締め返してきた。


「つぅ、兄さん、兄さん……」

「うん」


僕はそのあと、やはり悪かった体調が悪化し、次の日には帰ることになった。

つらかった。征の側にいられないのが。

初めて自分の体が、憎くなった。



/ 55ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp