第2章 好きなのに*六道恭平
「っんァ…ハァ…」
子宮口を叩くように精液を注がれ、オンナの顔でれんが肩で息をする。
生殖器が焼けるような快感を、れんのきつい締め付けに体を震わせて感じ入った。
「きょっへ、さ、あったかい…。」
れんがふにゃりとした笑顔で俺の頬に手を伸ばし撫でる。
「っ…!お前ホント、どこでそんな可愛いこと覚えてくんだよ…」
何度もイって力の入らない指先で、ぎこちなく俺の頬を掠めるように撫で、愛おしそうに俺を見上げて来るもんだから、射精して萎えてしまった俺自身が再び勃ち上がってしまった。
深く幹を沈めたままだったため俺自身の変化にれんが小さく悲鳴を上げた。
「きゃ…も、もうシないですよね…?」
「嫌ならやめておくが…どうする?」
悪戯心がでしゃばりたがっていたかられんに挑発的な笑みを向けると、思った通り羞恥に襲われ涙を溜めるれん。
「…ぁ、まだ…。」
「何だ?言ってくれたら望み通りにしてやるぞ?」
「~っ!こんな時まで意地悪なんて…!」
本当はれんから懇願されるのを待ちたいのだが、もうペニスがドクドクと脈打ち、肥大し律動を始めたくてギンギンになってる。
また半分だけでイイところを突き上げてオネガイを待つ手もある…
と考えていたら、れんが腰を揺らし始めた。