第4章 裏切り者って何かかっこいくね? (真選組動乱編)
土「おお!!藤間氏ではないでござるか!!まさか、藤間氏もクビになった・・・」
『何やっとんのじゃ己はァァァァ!!』
思いっきり蹴飛ばしてやった。
『・・・で?何でここに居るの?てか、誰こいつ。銀時、説明してちょーだい』
イライラしながら銀時を見ると、銀時はため息をつき、話し始めた。
銀「テレビ番組の、オタクサミットっていうやつに新八が出たんだよ。で、そこにお宅の土方君が何故か出てて、で、ウチに来たって言う事」
『わかりにくいような、わかりやすいような・・・』
ようするに、オタクになっちゃったわけね、トシは。
『・・・なんかさ、総悟の話によると、たぶん持ってる刀が原因なんだと思うんだよね・・・妖刀・・・とか言ってたし・・・』
土「そういえば、言っていたでござるな。店の人が・・・」
銀「じゃあ、鍛冶屋ならわかるだろうな・・・よし!!行くか」
『・・・手伝ってくれるの?』
銀時にそう聞くと、へらっと笑って、私の頭をなでた。
銀「当りめーだ。こいつは気にくわねーが・・・お前が困ってんのなら助けてやるよ」
『銀時って案外カッコイイんだね・・・』
呟くと、
銀「惚れるなよ」
と再び笑った。今度は照れたようにして・・・