• テキストサイズ

青春あやまち論2【黒子のバスケ】

第1章 プロローグ



――― 《あの頃に戻りたい》



誰もが一度はそう思ったことがあるのではないだろうか。


だが、そんなことはどこぞの青い狸でもいない限り無理な話だ。


それでも過去に戻りたい、などと思うのは

きっと《戻れない》ことをわかっているからなんだと私は思う。


だからこそ過去というものは

楽しかったことも、辛かったことも含めて輝いて見えるのだ。



…しかし、沢山のあやまちを犯し続けた私には

そんなことを思うことも、過去を憂いて嘆くことも許されない。

/ 422ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp