第2章 卯の花月
菅原孝支side
昼休みに日向と桔梗が俺のクラスに来てくれて
桔梗が来てくれているなんて思ってもみなかったから
びっくりはしたけど
嬉しい反面日向に焼いてしまう俺がいた
練習中ずっと
なにか書いていた
なにかいているのかなって思って気になってしまっていたから
教室に戻る前に教えてもらった
レノン「さっき描いていた??あぁこれですか??」
ひとつのスケッチブックを俺と日向に見せてくれた
中を見る確認を取ると
さっきまで練習していた
レシーブのポーズが描いてあった
トスを上げている俺も・・・
日向は上手だって褒めていた
桔梗はそんなこはないって言っていたけど
本当に上手いっとしかいいようがなかった
その絵はどっかで見たことのあるような書き方で
引っかかるような気がしたけど
タイミング良くしてか悪くしてかチャイムがなってしまい
急いで教室に戻ることになってしまっていた
後から気づいたけど
俺が言ったコツやポイントを書き記してあった
本当に男の子とは思えない几帳面だっと感じた