第8章 前期試験
「おい 何のマネだ ペルソナ・・っ
ヘタな変装しやがって・・・なんでてめえみたいな奴が教室に・・・っ」
『ちょっ棗・・!!』
「校長命令だ
最近のお前が以前のようなすさんだ目をしなくなったと・・
その原因をその目で確かめてこい と」
『校長が・・棗の監視を・・?』
「潜入時名前・・お前・・わかっているな
校長の怒りをかったばかりだろう?またあんな目にあわされたいのか・・?」
『・・・・っ!!』
「校長はお前に甘い
お前が粗相を起こせば、私がお前を罰する
わかったな?」
「てめぇ 黙ってきいてれば・・『棗!!大丈夫!!』
ぎゅっと棗の腕をつかんだ
「仲良くしすぎるのも大概にしておかないと、またお仕置きされるぞ」
ニヤリと怪しい笑みを浮かべ、廊下へと消えていった
「お前・・校長に何されたんだ・・?」
『・・・・』
ペルソナ余計な事を・・
「校長のお気に入りでお仕置きって・・・・」
『・・・・』
目を反らすことしかできない
何も言えない
「おい・・」
『棗・・あ、あたし・・校長が言ってきたこと守らんことが最近あって、まあそれでその、なんていうか・・ま、対したことじゃないからさ!!』
ぽんっと肩を叩いて棗の前を通りすぎ教室へと戻った
「・・・・」
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