第7章 アリス祭
『思ってたより進んでこれたなー』
「おっ!おめでとう!早かったな!」
『あっ翼先輩!!』
「お前結構やるな~!ここまでこれる奴なかなかいねェぞ?」
『翼先輩もクリアしてやるぜ~い☆』
あ、、あたし完全にこのゲームはまってる、、、笑
「できるかなー?、じゃあ第四問!
30秒以内に俺に触れる事ができればここを通してあげましょう
ではスタート」
え・・!?
『動かん・・・ッ』
「俺は影を操るからねー
こんなこともできるよー!」
翼先輩がとるポーズを私も一緒にとっている
なんじゃこりゃー!!
『やめてくださいいいい』
普段生きていたらこんなポーズとることないだろうというポーズをとらされる
「早く解かないとこんな変なポーズもさせられるぞー」
ニヒヒヒヒヒと笑みを浮かべながらポーズをとる先輩・・
めっちゃ楽しんでる・・この人ほんまに中等部か・・?
そうこうしている間にタイムアップ
「残念だったなー、俺はそんな簡単じゃねぇんだよおチビちゃん」
なんかむかつくぞ!!
『べーーーっ』
「こいつううーーー!!」
追ってくる先輩を背に逃げていると何かに引っかかった
『あ・・っ!!』
----ガッ
「危ね、良い子は走っては行けません」
ひょいっと持たれると、途中で離脱する道から迷路から出た
『あ、ありがとうございます』
「おう!また後でな!」
そういうとヒラヒラと手を振り再び中へと戻っていった先輩
ちょっと大人っぽいところもある人なんだなー・・
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