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光と闇に潜む龍【サボ】

第10章 番外編


ここはある冬島。

そこで盛大な宴が行われていた・・・。

「エース!!元気だったか?」

ルフィがエースに陽気に聞く。

「ルフィ・・・3回目だその質問・・・。」

「そっかぁ?それよりこの肉んめえな!」

「おい麦わら屋、そんなに一人で食うんじゃない。」

ローがボソッと言う。

「あとからお前のもう一人の兄貴が来るんだろ?」

「おう!サボは遅れてくるって言ってたぞ!」

と、エース。

「なぁ、ルフィ知ってっか?」

「何だ?」

「サボの奴彼女できてんだぜ?」

ルフィが酒をブッと吹く。

「おいおい、きたねえな・・・ったぐ。」

「それ本当かぁ!!?」

「あぁ、俺もびびった。」

「俺も聞いたことある。革命軍にラファティ・エスメラルダとかいう4億1千万の女が入ったらしい・・・。」

ローも情報を持っていた。

「エスメラルダァ?なっげー名前!」

ルフィは肉の骨を投げた。

コツン

「ってぇな、おいいい加減にしろ麦わら屋!」

ローが投げ返す。

「火拳屋、ラファティ・エスメラルダがどういう奴か知ってるか?」

「いや?興味ねぇ。」

「兄弟ってのは恐ろしいな・・・。」

そういうものに興味はなくても知っておくべきだ。

「はぁ。ラファテイってのはDに勝つことができる血族で世界を滅ぼすとか言われて虐殺されてったんだ。」

「へ~。」

エースも興味を持ち始めた。

「で、そのラファティ・エスメラルダはその虐殺から生き残った奴だ。だから4億越えの値が懸けられてんだ。」

ローは知っていることを簡潔にまとめた。

「んでほのえふめらうだってやつはつえーのか?」

ルフィは食べながら聞いた。

「奴はリュウリュウの実モデルドラゴンの能力者。かなりの実力はある。」

「実力じゃなくて知りたいのは強さだトラ男。」

エースは酒を飲みながら尋ねた。

「ドラゴンの鱗ってのは武装色の覇気を纏ったように硬い。だから鱗を突き破るのは至難の技だ。さらにそれに武装色を纏えば俺のような能力者でないかぎり攻撃できない。」

ローは説明した。

「最強じゃん!」

エースは驚く。

「サボの奴・・・よくもそんな女落としたな・・・。」
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