第2章 🍏Story1🍏 生徒にまさかの一目惚れ♪
ある春の入学式...
『1年3組、有岡大貴。』
「はいっ!」
『......高地優吾。』
「はいっ」
『......知念侑李。』
「はい。」
『......山田涼介。』
「はいっ」
今年も毎年恒例の入学式、
一人ずつ新入生が呼ばれているわけだがこの時間がチョー暇っ!
「......。」
(早く終わんねぇかな......)
白衣を着た一人の男性教師は後ろの方で思っていた。
あ!自己紹介遅れたけど俺は北山宏光、六華高校で保健の先生してまーす(笑)
教員が『そんなこと思っていいの!?』って思ってるだろけど、
教員だって生徒みたいに暇だって思うわけっ!
だから......
ボソッ
「......つまんね。」←
今度は小さく呟いちゃった俺(笑)
ホントマジで終わんねぇかな......
「......。」
退屈そうに壁に寄っ掛かった時......
「......ん?」