• テキストサイズ

不自由な女神

第3章  重い


「元カレ…に?」




大野くんが優しく私に問いかける






「毎日会いに来るから耐えられないって…。だから私もう……」








今までためていた涙が出てくる








「…そんな奴のタメに泣かないでよ」







大野くんのいつもより低い声が聞こえたと思った瞬間


大野くんの綺麗な腕に寄せられる私








「は重くなんかないよ。むしろ、消極的すぎ」



「し、消極的すぎ…?」






そんなの言われたのは始めてだ








「だから、自分の意見を言ってよ。会いたいって言ってよ」









/ 16ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp