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お兄ちゃんのはずだった。
第2章 レイ vol.1
雷が落ちた。
僕の中で。
この子だ、と思った。
なんだろう。
胸が熱くなって、キューっと締め付けられる感じ。
トイに聞いた。
これは、
一目惚れ、だ。
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