• テキストサイズ

お兄ちゃんのはずだった。

第4章 レイ vol.2


君とは、最近よく会っているね。

君に一目惚れしてしまった僕は、君との時間がとても愛おしくて、同じくらいつらいよ。

君が僕のことを友だちだと言うたび、僕の心は締め付けられていく。

君がトイのことを楽しそうに話すたび、僕は悲しくなっていく。

君への気持ちが胸いっぱいにふくらんで、頭の中が君で溢れかえるとき、
さっきまでなんともなかった別れが、急に寂しくなっていく。

ああ、こんな気持ちは君が初めてだよ。



ミコちゃん。
/ 34ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp