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お兄ちゃんのはずだった。

第3章 終わりは、唐突にやってくる。


最近、レイとは毎日会っている。
トイのことで、相談したいこともあったし。
…ってのは口実。
レイといると、心地よかった。
優しくて、トイなんかよりよっぽど理想のお兄ちゃんみたいで。


‥でも。


「ミコちゃんのことが好きなんだ!
 付き合って下さい!」



友だちの終わりは、唐突にやってくる。
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