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お兄ちゃんのはずだった。
第3章 終わりは、唐突にやってくる。
その日以来、レイとはよく会うようになった。
懐かしい顔に、ちょっと落ち着いてたりして。
私がレイのいるゲームセンターに行くこともあるし、ふたりで待ち合わせて会うこともあった。そのときはデートみたいでちょっと照れたけど、レイといる時間はとても楽しかった。
『うちらって、周りからどう思われてるんだろうね』
こう言うとレイは、なんかめっちゃ照れててかわいかった。
レイの照れてる様子は、あたしにはちょうどよかった。
…友だちとして。
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