第18章 ➕ていまあ
不自由な手を下に持って行き体を丸めるように下肢を引き寄せた。
手で体を撫で、そこに指を添えて広げる。
「ほんとだ…もうドロドロだし、…」
「ひゃぃあっ」
体が跳ねたけど手を離さなかった私はえらいと思う。
「ぃあっ、くぅっ、ぃくっ」
ぎゅいっといきなり敏感な部分に爪を立てられて、私は背をそらした。
「あはは、白いの出てきた」
ツツッと指が割れ目を撫でる。
「びちゃびちゃ…」
指が穴の周りをゆるゆるなぞった。
「おいで」
いきなり体を起こされて、床に立たされ――。
何もまとわないまま廊下を歩かせる。
多分玄関まで来た。