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【HQ!!】+ばいんど【R18】

第1章 ぷらすばいんど!


――さて、寝よう。

畳んだ衣類を箪笥にしまい、私は溜息をつく。今日は彼の帰りが遅い。久しぶりの一人寝は寂しい。
夏でも人の温もりは心地よいもので、すっかり彼にあたためられた布団で寝るのが習慣となった今、一人で褥に入るのはひどく物悲しい。
――もう一度溜息をついてベッドに上がり布団に入る。せめて、と彼の体臭のする寝間着を抱きしめて瞼を閉じた。
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