• テキストサイズ

【HQ!!】+ばいんど【R18】

第13章 【番外編】➕夏の日。


「あ、猫」
真っ白な猫。
夏の陽光に溶けそうな混じりのない白いネコ。

「及川さん、」
いつも使っている包丁。
及川さんと暮らすと話した時におばあちゃんがくれた包丁。

「え?」
及川さんが振り向く。

「及川さんアノネ…」
ズブゥと、刃を引くと喉がきゅうと締まる気がした。

私が居なければ、全部終わる。
/ 342ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp