第8章 ユリの幸福理論
真っ赤な煉瓦に身を檠。
私は…皆に話しかけた。
ユリ「ねぇひそひそ話そう秘密の作戦みたいに。」
連れてこられた三人の真っ赤な眼には大人に隠してた過去がある。
黒子「――――僕は、化け物だから…」
とっさに私は…告げた。
ユリ「そんなことないよ!」
ユリ「赤色は"ヒーロー"の色なんだよ。」
「「「………」」」
面白いこと悩んでは今日もお姉ちゃんぶって、
ユリ「!!ほら。見ていて赤いマフラー巻き付けた秘密組織みたいでしょ!?」
黄瀬「凄いッス!!」
黒子「ヒーロー」
紫原「わーいわーい。」
ユリ「ふふ。」
茜色染めて始めよう―――