第3章 緑間と再開
その試合は、凄かった。
勝ったのは、
誠凛高校だった。
黄瀬くんは泣いた。
皆はたかが、『練習試合だろ!?』とは言うけど、私は、判った気がする。
黄瀬くんの気持ち
バシャバシャ
キュッ
ユリ「黄瀬くん。」
?「負けるとは思わなかったのだよ。」
黄瀬「見にきてたんすか」
緑間「まぁどちらが勝っても不快なゲームだったが」
ユリ「(緑間くん!?)」
緑間「バレてるのだよ。誰だ!?隠れているのは!!」
ユリ「久しぶり…緑間くん」
緑間「ユリか!?いつ…日本に!?それより、何故!?電話位しろ!紫原も赤司も青峰も桃井も俺も待っていたのだよ!」
黄瀬「(俺は!?Σ(T▽T;)」
ユリ「ごめんね…私が、昔みたいにバスケできるか判んなかったから、会えなくて。さようならもう行かなくちゃ。」
緑間「………………」
黄瀬「………………」
その後私が居ない間に何か話したらしい。
ユリ「あの…私帰っていいかな?」
リコ「あら用事があるの?」
ユリ「うん。」
リコ「良いわ。また明日ね。」
ユリ「さようなら。」
リコ「それじゃガッツリ肉行こうか!」