第2章 金魚すくい 【ハイキュー】
するとその時、ピンポーンと家のインターホンが鳴った。
ちょうど準備も終わったところだ。
浴衣で走れ無いので、小走りで玄関へ向かう。
雅「はーい、っと。」
と、言いながらドアを開けた。
そこには 灰色の浴衣を着た 鉄朗が立っていた。
うわぁ…似合ってんな…
そう思ってまじまじと見ていると、
黒尾「おい、そんなに見たって何もでねーぞ。」
と言われた。
雅「あはは…ってか、その浴衣 中2の時も着てたでしょ?あの時は
あんま似合ってなかったけど、今は身長も伸びてるし 似合ってんね~」
そう言うと鉄朗は少し顔を赤くして
黒尾「それ、褒めてんのか?」
なんて聞いてきた。
雅「どう聞いても褒めてんでしょーが。」
そう言って鉄朗を見ると
黒尾「まあ、お前も似合ってんじゃね?」
と言われた。
え!?鉄朗ってこんな事言うキャラだっけ?
若干驚いたものの、普通に嬉しかったが
なんか照れ臭かったので
雅「なんで疑問形なのよ。普通に褒めなさいよ!」
と言い返した。