第9章 ♡Story7♡ 遊園地デート
「っ百合......今日友達とショッピングって......」
「「......(汗)」」
((うわっ...最悪......))
「こら北山!ぼさっとしてないで仕事仕事!どんどんお客様が増えてるぞ!」
「うぇっ!?あ、はい!」
百合と涼介の後ろには他のお客さんがズラリと並んでいた。
ボソッ
「この感じだと忙しくなりそうだから、早く食べて早く出よう。」
ボソッ
「うん、そうだね。百合のお兄さん、
特にあの人って溺愛とか凄そうだしね......」
「じゃあこちらに案内しますって......お前ら何話してんの?」
「「なんでもない(です)っ!」」
「きーたやま!!」
「あ、はいっ!!」
「......。」
(太にぃなんか大変そう.....ってか、なんでここにいんの......汗)
なんやかんやでテーブル席に案内された2人。
「はい百合、メニュー♪......あ、ついでにお前も。」
太輔はメニューを百合に見せ、涼介にはぶっきらぼうと渡した。
「ありがとう、ってか......」
「......(汗)」
(俺の扱い酷いっ!(涙))
「......(睨)」
太輔は涼介を睨み.....
「......(大汗)」
「じゃあ百合、ごゆっくり~♪」
すぐ表情を変え、満面の笑みで百合を見た。
「「......(汗)」」
((何あの二重人格!!))←