第4章 ♡Story3♡ 学校へ乱入!?
帰り道...
「そう言えば、小学校の授業参加の時さ......
親父の代わりに行って百合と帰ったよなぁ......」
「......っ覚えてないし......」
しみじみに言う宏光をよそに、軽く流す百合。
「ここら辺に住む犬に吠えられて俺に抱き付いてきたっけ?(笑)」
「っだから知らないってば!」
顔を真っ赤にしながら言う百合。
「(笑笑)」
(本当は覚えているくせに(笑))
「「兄貴(宏にぃ)ズルいっ!(怒)」」
「今も可愛いけど、小学生の時はもっと可愛げあったよなぁ......」
「......可愛げなくて、悪かったわね(怒)」
(大方はこいつ等のせいだけど......)
「「「今も十分可愛いしっ!!」」」
(((百合より可愛いものなんてありませんっ!)))
「......。」
(全く嬉しくないのは何故だろう......)
「......こんな風にさ!」
「きゃっ!」
宏光は百合を肩車する。
「「あ゛ぁぁぁぁ!?」」
「っ宏にぃ下ろして!
中学生になってまで肩車とか嫌だし!」
「こんな風に肩車して帰ったよなぁ(笑)」
「っ//////」
(っ周りめっちゃ見てるよ......)
顔を赤くさせ、顔を俯せる百合。
「......♪」
(百合チョー可愛い♪)
「「チビ......あとで殺す(激怒)」」←
太輔と裕太は宏光に殺意を抱きながら、家まで帰った。
ちなみに百合は、いえに着くまで宏光に肩車された状態でした(笑)