【基山ヒロト】怖いです!嫌です!近くに来ないで!!
第4章 吉良
「はじめまして吉良と申します」
にこっと吉良君は微笑んだ
でも
基山ヒロトと顔が本当に一緒で
かわいさとかが
かんじられなかった
「はじめまして流星です。」
うーんと
はじめてではないきもするんだけど
この方にお会いするのは
はじめてなんだよね・・?
不思議な感じがして酔いそう
「流星ちゃんは基山くんとは仲良しなの?」
「え!?いえ!まぁ・・・?」
仲良しにはなりたくない
「へ~いいなぁ」
「なんでですか・・?」
「なんでって簡単なことさ。僕は体弱くて全ては基山くんにまかせっきってしまったんだよ。存在も知らない僕のために」
え・・・・?
「存在の知らない・・・?」
「ああ、うん。父さんは基山くんに負担を背負わせすぎたんだって、だから僕の存在に気づいてしまったら自分の居場所はここじゃないのかも。って深く考えちゃうと思うから。だから、基山くんには会わないでくれってねw」
「そ・・・そんなぁ・・・」
「まぁ、僕はその通りだと思うから会いたいなって思っても会えないんだよね。」
「・・・・」
「あ!!そろそろ病院へ行かないと!!またね!流星ちゃん」
「あ、はい!また」
私はこのときはまだ気づかなかったのだ
吉良ヒロトはなんなのかを