第61章 くにみちゃん
俺の彼女は…
弱い。
お腹が。(笑)
今日も、ほら、
『うぅ、くに、く、国見、ヘルプ…』
国見「今日はなに?」
『電車の中が寒くてぇええ、お腹痛くなったぁあ…』
国見「ぷっ、、なにそれ、おもしろすぎ。」
毎回お腹壊す原因が違うくって面白い。
『ちょ、、わ、わらわないで〜、お腹痛くて死にそう…。』
国見「よしよし。ほら、おいで。」
『んー、頭じゃなくてお腹よしよし、してほしいいぃ、、』
国見「ふっ、(笑)」
金田一「なんだー?また腹壊したの?」
『ぁあ、金田一、、助け求む…。』
金田一「国見は、あおいが腹壊すと、いつも楽しそうだよなぁ!」
『ええ、私のことシカトっ、、?!』
国見「人聞き悪いこと言わないでよね〜。」
金田一「ははっ!わりぃ!(笑)あおいと付き合ってからよくわらうようになったな!」
国見「まぁね、」
『うぅ、ちょっと、金田一イスかしてぇえ、』
金田一「ほらよ。(笑)」
イスを2つつかって寝そべるあおい(笑)
国見「まったく、お腹壊しすぎ。」
よしよし、っと、お腹を撫でてくれる国見ちゃん。
『うーー、、、国見の手あったかいいい〜』
国見「しってる。ほら、薬のみな。」
『…。』
国見「はい。飲むよね?」
『…。』
金田一「??」
国見「飲め。」
『うぐっ、!!』
金田一「え?なに?」
国見「こいつ、錠剤飲めねぇの。な、ガキ」
『うぅ、、』
金田一「ぶっ!、まじかよ!!!」
大笑いする金田一。
国見「飲め。」
薬を真顔で差し出す国見。
あぁ、誰か助けて…。
国見「さっさと飲め。」
!!
『むぐぅ、!!、』
薬を無理矢理口に押し込む…
に、にがいっ!!!!
『んー!!んー!ん!んんんっ!!』
金田一「??」
国見「はぁ?苦い?当たり前だろ。水のめ。」
『ん、ふぅ、ん、、!』
『…。んーんー!!!ん!んーーっ!!』
金田一「??」
国見「はぁ?飲み込めない?ばかじゃないの?」