第50章 オトナな君と。俺とお前と
国見「国見英です。可愛いと思ったんで、可愛いって言いました。」
『え、ぁ、うん、っ、(笑)照れる(笑)』
及川「はぁっ!俺らが散々言っても照れないくせにぃっ!!」
『だ、だって初対面の人だよ?!』
及川「俺も初対面で可愛いって言いましたーーーっ!」
花巻「そしたら、見事にかわされたんだよな(笑)」
及川「そーーっ!!」
あぁ、あおいさんだ。
ずっと憧れてた…
『そーだったっけ?(笑)』
試合で泣き崩れてるのをみて
国見「及川さんの可愛いの偏差値低いですもんね。」
守ってあげたいとおもったし
スランプで苦しんでるのをみて
及川「なんだとっ!!女の子に失礼だよっ!」
そのくるしみを
一緒に感じてあげたいとおもったし。
喜んでる姿をみて、
次は俺が笑わせてあげたいと思った。
ずっと好きだった人。
岩泉「…です、」
『??はじめくんどーかしたの?』
及川「岩ちゃんも恥ずかしがらずにしゃべりなよっ☆」
岩泉「好きです。」
松川「…。」
花巻「…。」
岩泉「付き合ってください。」
及川「…。」
国見「…。」
『え、え、え、あ、ちょ、はじっ、はじめ、?くん、?、!』
岩泉「マジです。」
及川「ええええええええええーーー?!!!ずっと言えなかったくせに?!?!なんちゅータイミングで言い出すのっ?!?!」
花巻「それなっ!!!!!ばかなのかっ?!ばかなのかっ?!?!えっ?!」
松川「あーあ。」
『え、わ、私でよければ…』
及川「ええええええええええーーー!なーーんっっでっ!!」
松川「だと思ったー。おめでとうございます。」
花巻「なーんーでぇええっ!!?!」
松川「だって、俺らの中で何故か岩泉だけ、下の名前で呼ばれてたし。」
及川「それだけっ?!?!!」
松川「あおいさん、無意識に岩泉に背中向けるし。」
花巻「どんだけ見てんの?!?!」
松川「んー、けっこうみてる。」
岩泉「…。」
『ぷははっ!!もぅ、(笑)高3のときから、ずっとすきだよ!(笑)』
岩泉「俺はその前から好きでした。」
『好きでいてくれてよかった。』
岩泉「余裕っす、」
及川「うそつけーーっ!!」