第44章 岩泉と及川のアイダ
『だーめー、ふふっ、おいかわくん、やさしいもん、』
及川「岩ちゃんと俺どっちがすき?」
『んー、岩ちゃんだよー、えへへっ、岩ちゃんね、かわいーんだー、』
寝ぼけてても俺の物にならないとか悔しいな。
及川「へぇ。及川さんのほうが、かっこいいよ?」
『はじめくんのほーがかっこいーのー、』むぅ、
拗ねる君はもっと可愛い。
まぁ、大親友の彼女だから、手は出さないよ。
及川「そっか。早く寝な?明日も早いんだから。ね、おやすみ。」ニコッ
『ん、おやふみ、な、さい、』
…
…
ピピピっ
ピピピっ
ピピピっ
ピっ、
岩泉「、るっせぇ、、」
及川「あ、おはよー!」
岩泉「?おはよ、起きるのはぇーな、」
及川「まぁね☆」
岩泉「お前が昨日の夜あおいの寝返りにドキドキして寝れなかったの知ってるけど?」
及川「ぎくっ、、お、おきてたの?」
岩泉「いや、なんとなく、腕の中からあおいがいなくなったから。」
及川「お、俺何もしてないよっ?!、!」
岩泉「何焦ってんだよ。当たり前だろボケ!」
及川「うん、だよね、ごめんごめんっ、」
岩泉「本当はぶん殴ろうかと思ったけどコイツが意外と寝ぼけててもしっかりしてて、助かった。」
及川「あぁ、聞いてたんだ?」
岩泉「まあな。ま、正直に嬉しかったからお前のこと殴んねぇよ。」
及川「ははは…」
岩泉「まぁ、信じてるからな」
及川「それはそれはっ☆まぁ、岩ちゃん俺の事もすきだもんねっ、」
岩泉「べつに。」
『ふぁ、おはよー、、』
及川「あおいちゃんっ、おっはよーー!」
『んー、はよー。ねむ、もっかいねる、』
及川「え?え?おきてっ!!」
『んー、昨日の夢の中で及川くんと話してたから疲れたー』
及川「え?夢??」
本気で夢だと思ってたのかっ!!
可愛いヤツめっ!!
…
end