第31章 東京の学園祭に憧れる
ここは宮城県。烏野高校。
男子バレー部の部室である。
練習前で元気の有り余っている日向くんと影山くんがいました。
日向「なぁなあっ、影山っ!ねっ!!みてこれ!!!」
影山「うるっせぇ!なんだっ」
日向「研磨から、学園祭に来ないかって誘いが来たんだよっ!!なっ!行かねっ?!東京の学園祭だぞっ!絶対店とかあるんだ!!」
そういって携帯を影山に突きつける。
そこには
翔陽。元気?
今週の日曜日梟谷学園高校で
学園祭があるんだけどよかったらこない?
すっごく気に入ると思うから。
じゃあね。
音駒高校のセッターである
孤爪研磨からのメールである。
顔文字がないところとか、
イメージ通り。
東京の学園祭か。
興味はあるが…
移動手段どーすんだよ…
影山「いや、待てそもそも、その日が休みかどうかなんか分かんねぇだろ。」
日向「あ。そっか~。」
山口「なんの話してるの?」
日向「研磨から、学園祭に来ないかって誘いが来たんだよ!」
月島「東京とかどーやっていくの。馬鹿じゃないの。」
日向「げ!そっかぁ、そんなの考えてなかったなぁ…どーしよーかなぁあ!!でも行きたいっ!!」
月島「あ。」
山口「?なに?なにかひらめいたの?!さすがツッキー!」
月島「いや、うるさい、山口。行く方法見つけたかも。」
日向「ひょーーーーっ!!まじかよっ?!!さすが月島っ!!」
月島「教えて欲しい?」ニヤ
日向「おうっ!!!」
月島「やだね。」グィッ
そーいって、日向のツムジを全力で
押した。
日向「ギャーー!!下痢ツボ押したな!!月島めっ!!!」
…
……
月島が考えたのはこうだ。
名付けて
月島「田中先輩作戦」
日向「??たなかせんぱい?作戦?」
山口「ぁあ!なるほど!!つまり、田中さんに行きませんか?!っていって、お姉さんの車で!!」
月島「そーゆーこと。」
山口「でも、西谷さんも来そうだね(笑)」
月島「西谷さん小さいから別に問題ないデショ」
田中「ちーーっす、!おぉ!お前ら集合はぇーなっ!」
西谷「よーー!お前らっ!!丁度話があったんだ!!そのまま聞いてくれっ!」
田中「実はな!!音駒高校の虎から、あ、山本なっ。そいつから東京の学園祭に誘われたんだよ!!!!!」
西谷「そこでだっ!」