第15章 松川・花巻
『??』
及川「俺の隣にいなさいっ!!秘書!わかった?」
『は、はぁい…』
及川「まったく。よしよしっ。ほら、行くよっ。」
及川さんは私の手を握ってエレベーターに向かう。
事務所に入ると岩泉さんがいた…
岩泉「!!なに、てぇ繋いでんだぼけ!!仕事しろ!!グズ川!!」
及川「うるっさぃなぁ、岩ちゃんっ!いま、ひと仕事終えてきたのっ!!」
岩泉「よぉ、あおい。なれたか?」
『!すこしだけっ、!』
及川「俺の事無視っ?!」
岩泉「まぁ、ここの事務所問題児多いからな…気をつけろよ。」
『…?はいっ』
及川「ほんっと!!マッキーと松川は、問題児っ!!!」
岩泉「お前も十分問題児だよっ!!」
及川「いたいっ!痛いからっ!!」
そんな、光景を眺めながらデスクに座るとメールが届いていた。
ーー
今日俺の家に集合。
19時
残業禁止。
遅刻厳禁。
遅れたらお仕置き。
松川
ーー
!!!
バッ
勢い良く松川さんの方を見る
松川「…ニヤ」クイックイッ
松川さんが、目であっちを見ろと、合図をする
その先には花巻さん…
花巻「…ニッ」
花巻さんのウィンクが飛んでくる…
嫌な予感しかしない…
と、またメールが届く。
ーー
先輩の誘い断るとか。
ありえないよね?
新入社員なら、なおさら☆
こなかったら~…☆
花巻
ーー
!!!!
やられた…
ーー
了解です…。
宮本
ーー
ーー
先輩に
「了解」は使っちゃだめなんだよ?
これ、常識だよ?
あーあ。お仕置き
必要だね?
花巻
ーー
!?!
バッ
顔を上げると
ニコニコしてこっちをみる花巻さん…
これからが思いやられる…
…
……
end