第2章 お久しぶり
「確か..明日から通学するんだよね。」
『う、うん!そうだよ』
「なら、丁度良かった。明日、僕の友達を紹介するよ」
『あ、ありがとう..!』
不良の人達と男装の私..釣り合うのかな
『!あ、あの..少し気になったんだけど..良いかな?』
「?何だい?クロマティについて気になる事があるならドンドン僕に言ってくれよ」
『..ありがとう。..恥ずかしい事なんだけど..、凌華の時ってトイレどうすればいいのかな?』
あぁ!?言っちゃったよ..。恥ずかしい..//
「トイレかぁ..。そうだな、個室に入れば疑われる事も何もないよ。けど、個室に入ると必ず誰かが大きい方をしてるなどと言う奴が居るからね。人目を避けて入る事が一番気にせず出来ると僕は思うよ」
『そ、そっか.!ありがとう。高志君。』
「それより..気になった事があるんだけど聞いてもいいかい?」
『良いよ?何かな?』
「小さい頃に僕の事たっ君って呼んでくれたよね。なのに、今はどうしてたっ君って呼んでくれないんだ?恥ずかしいのは分かるよ。けど、出来れば呼んでほしい。凌華の時以外はね」
真剣な顔で私を見つめてたっ君の事について言って来た高志君。
そ、そんなに、呼んでほしいの..?
しかも、高校一年生がたっ君って恥ずかしいよ..!でも、高志君が真剣な顔で言ってるんだからOKするしか方法がない..
『..高志君が呼んで欲しいなら.い、良いよ?..たっ君っ』
「やったー!ありがとう!結子ちゃん!」
そんなに嬉しかったのか手を握り締められた
。顔を真っ赤にしちゃった。恥ずかしい。
こうして、私の一日は、高志君のクロマティ高校の話で終わった。
聴いてみれば聞いて見るほど、面白かった
私の目標
・人見知りを治す
・決して女とバレないように頑張る
おまけ↓
『処で、たっ君ってどうしてクロマティに入ったの..?』
「..あぁ、それはね、僕の恩人の山本君。不良なんだけど物凄くバカでそんな山本君でも入れる高校を探したんだ。その結果、引き算で入れるクロマティだったんだ。一緒に入ろうと約束して一緒に受験を受けたよ。だけど..」
「僕は合格して山本君は落ちたよ」
『』