第13章 内容~愛を込めて~
流星ちゃんへ
君は多分、
僕が手紙なんかを書いていたことに
驚いていると思う。
言葉で言えなかったことを
ここに書きます。
僕の本当の気持ちです。
幼い頃からずっと…
君が好きだったよ。
友達としてじゃない。
異性として流星ちゃんが好きなんだ。
でも
君は昔からアツヤのこと大好きだったから
見ていることしか出来なかった。
しかも、
二人とも、
両想いだったしね。
でも、
もうアツヤは居ない存在なんだ。
そのなかで、
流星ちゃんの想いが、
拡大しているのも
見ててわかる。
それでも、
僕は流星ちゃんのことが好きなんだ。
この想いは止められない。
せめて、
この想いは知っていて欲しい。
ごめん。
士郎。