第17章 再び
カランカランッ
丸安錦大「おかえり~」
横渋村「ただいま」
丸「…その様子やと、アカンかったんやね」
渋「毎日誰かが行ってんやけどな」
横「相変わらず、会うことすら無理やったわ」
大「俺らともう一緒に働きたくないってこと??」
錦「もしくは、スイーツ作りたくないとか??」
村「たつのはあるかもしれへんけど、亮のはないと思うで」
安「なんで??」
村「毎回じぃちゃんとこいったら、スイーツ出てくるから」
丸「確かに…。あれはちゃんが作ってくれたのに間違いないし」
大「まだ怒ってるんかな??」
渋「それはわかれへん。ただ、今の俺らにはちゃん自身と話しでけへんから、なんで帰ってきてくれへんかわかれへんねん」
大「俺もみんなみたいにもっと自由に動けたらええのに…」
横「おーくらとどっくんには申し訳ないな」
安「…ランチ終わったら代われんで」
錦「えっ??」
安「今日、買い出しの日やろ??いつもは店閉めてから行ってるやんな??喫茶やったらみんなできるやん」
丸「まあ、確かに…」
渋「行ってくるか??」
錦大「行きたい‼」
村「ランチ終わって落ち着いたら、行ってき」
錦「でもおーくら、この人らに任せて大丈夫なん??」
渋「どういう意味や」
錦「だって、土曜日とかキッチンぐっちゃぐちゃやん」
渋「綺麗にしてるわ‼」
村「俺とヤスがな‼」
横「確かに(笑)」
安「おーくらと亮がおらんときはもう信ちゃんと俺以外、キッチン立ち入り禁止やで」
渋丸「えー‼」
村「特に丸‼」
丸「俺!?!?」
村「隠れてケーキ食ってんの知ってんで」
渋「おまっ‼たまに消えると思ったら、そんなことしとったんか??」
丸「スイーツが呼んでるから…。でも、ちゃんとお金は払ってるで」
横「当たり前や。お前ら、ホンマにちゃんとしてくれや…」
渋丸「努力してまーす」
バシッバシッ
村「なら、もっと努力せい‼」
渋丸「へーい」
横安錦大「(笑)」