第10章 リニューアルオープン
横渋村安大「ありがとうございました~」
カランカランッ
渋「ヤス‼看板片付けてCLOSE出してこい‼」
安「は~い‼」
カランカランッ
村「しっかし、今日のはなんやったん!?!?」
横「オープンって言うのもあったから、余計ちゃう??」
渋「毎日あんなん続くんか!?!?」
カタンッ
「お疲れさま。コーヒーいれたよ」
村「おおきに。たつとちゃんもこっち来てゆっくりし」
大「おん。でも、片付けがもう少し残っとるから、終わったら座るわ」
横「おん。しかし、こんな感じなんやったら、明日からは畑行く時間考えなあかんな」
安「せやね。3人でホール回して3人でキッチンやって。それでいっぱいいっぱいやね」
村「亮と丸が働けるようなったら、少しは余裕なんやろうけど」
「でも、すぐにはムリでしょ」
渋「せやな…あいつらは普通に働いとるからな…」
村「もう、頑張るしかないな」
「あっ‼見てて気づいたんだけど…たぶん、今日来た人、明日も来るよ」
渋「なんでや??」
大「そりゃぁ」
安大「ね~‼」
村「また始まった。…理由はなんや??」
「決まってるやん‼みんなだよ」
村「は??」
「だから‼料理もそうだけど、こんなにイケメンが揃ってるんだよ。来ないわけないやん‼」
渋「そんな不純動機かいな…」
大「それでもええねん。そうやって口コミって広がるんやから」
安「明日からも大変やね~」
横渋村「…はぁ…」
横「今日、どれだけ売り上げたん??」
大「ランチは完売」
「スイーツもほぼ完売だよ」
村「そこそこエエとこまでいったんちゃう??」
渋「これがずっと続くとええけど」
大「多少の波はあるやろうけど、たぶん、大丈夫やで」
村「みんな疲れたやろうから、風呂はいってゆっくりしようか」
横「せやな」
大「オレは明日の仕込みあるから、先に入っておいて」
「たっちょん、手伝うよ‼」
大「ありがとう」
渋「おっちゃんもやろか??」
村「すばるが手伝うとややこしくなるから、大人しく1番風呂入ってこいや」
渋「へーへー」
横渋村安大「(笑)」
横「ほな、先に上がるな」